大山崎町議会 > 2018-03-30 >
平成30年第1回定例会(第5号 3月30日)

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  1. 大山崎町議会 2018-03-30
    平成30年第1回定例会(第5号 3月30日)


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    最終取得日: 2021-09-30
    平成30年第1回定例会(第5号 3月30日)       平成30年大山崎町議会第1回定例会会議録−第5号−         平成30年3月30日(金曜日)午前10時00分開議   〇出席議員(12名)                 1番  西田 光宏  議員                 2番  森田 俊尚  議員                 3番  山中 一成  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  岸  孝雄  議員                 6番  高木  功  議員                 7番  辻 真理子  議員                 8番  朝子 直美  議員                 9番  渋谷  進  議員                10番  前川  光  議員                11番  波多野庇砂  議員                12番  小泉  満  議員欠席議員(0名)
    地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           町長        山本 圭一           副町長       杉山 英樹           教育長       清水  清           総務部長      蛯原  淳           総務部理事(兼)  田中 一成           政策総務課財政担当課長           健康福祉部長    野田 利幸           環境事業部長    山元登志夫           環境事業部理事   荒賀 正明           (兼)上下水道課長           環境事業部理事   寺井 昭博           (兼)建設課長           教育次長      辻野  学           政策総務課長    本部 智子           政策総務課     斉藤 秀孝           企画観光担当課長           税住民課長     大西 博之           健康課長      山岡  剛           福祉課長      久貝  茂           経済環境課長    北村 光子           学校教育課長    矢野 雅之           生涯学習課長    堀井 正光           会計管理者(兼)会計課長                     皿谷 吉彦 〇出席事務局職員           事務局長      谷利 俊彦           書記        谷山 勇太           書記        新田奈都子議事日程(第5号)   日程第1.会議録署名議員の指名   日程第2.第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関す               る基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正               について   日程第3.第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)   日程第4.意見書案第2号 森友学園問題等真相究明を求める意見書案   日程第5.意見書案第3号 働き方改革一括法案を国会に提出しないことを求                める意見書案議事日程(第5号の追加1)   日程第1.第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関す               る基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正               について   日程第2.第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号) 〇議事日程(第5号の追加2)   日程第1.決議案第1号 第二大山崎小学校プール等撤去工事追加工事に               ついて、町が町民への説明責任を果たすことを求め               る決議案  ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                  午前10時00分 開議 ○(小泉 満議長) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12名です。定足数に達しておりますので、平成30年大山崎町議会第1回定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりです。  それでは、これより日程に入ります。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によって、7番 辻 真理子議員及び8番 朝子直美議員を指名いたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第2、第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正について、日程第3、第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)の2議案一括議題といたします。  本日、町長から追加提出されております第25号議案及び第26号議案について、提案理由説明を求めます。  山本町長。             (山本圭一町長登壇) ○(山本圭一町長) それでは、ただいま上程されました第25号議案から第26号議案につきまして、順を追って、提案の理由を説明させていただきます。  初めに、第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正についてであります。  今回の条例改正は、介護保険法施行規則等の一部を改正する省令が公布され、本条例で引用していました文言が改正されたため、国の文言に一致するよう条例を一部改正しようとするものであります。  次に、第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)であります。  先日の本会議におきまして、平成29年度一般会計補正予算(第6号)(第7号)を御可決賜りましたところではありますが、今回提出の補正予算(第8号)は、主に、収入額最終見込みが立ったもの等について補正を行うものであります。  それでは、今回の補正予算の主な内容について御説明を申し上げます。  歳出補正の主な内容でありますが、まず、職員給与費におきまして、職員応募認定退職に伴う退職手当組合負担金100万1,000円、及び各費目における時間外勤務手当計299万6,000円をそれぞれ増額計上いたしております。  次に、歳入補正の主な内容でありますが、(2款)から(10款)までの各種譲与税交付金における、収入額の確定に伴う補正といたしまして、(6款)地方消費税交付金の1,334万2,000円の増額など、合計で1,032万6,000円を増額計上いたしております。  このほか(14款)府支出金では、新たに交付決定を受けた補助金等について、予算額補正や各事務事業の財源の組み替えなど、所要の補正を行っております。  また、当補正予算歳入歳出の調整といたしまして、財政調整基金積立金1,016万5,000円を増額計上いたしております。これにより、当補正後の財政調整基金の残高は3億1,917万6,000円となります。  次に、第2条の繰越明許費補正は、道路施設改修事業につきまして、完了が翌年度にわたる見込みのため、繰越明許費の設定を行うものであります。  以上が、今回の一般会計補正予算(第8号)の概要であります。  何とぞよろしく御審議いただき、御可決賜りますようお願い申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。 ○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、各議案に対する質疑を行います。  第25号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 第25号議案に対する質疑を終結いたします。  第26号議案に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 第26号議案に対する質疑を終結いたします。  以上で、各議案に対する質疑を終結いたします。  これより各議案委員会付託を行います。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第25号議案は、建設上下水道文教厚生常任委員会に、第26号議案は、予算決算常任委員会に付託することにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 異議なしと認め、各議案は、ただいま申し上げましたとおり、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。  この際、議事の都合により暫時休憩いたします。  休憩の間に、第1委員会室において、建設上下水道文教厚生常任委員会予算決算常任委員会の順に開催していただき、付託事件審査をお願いいたします。委員会での審査終了後、再開いたします。  休憩いたします。                   10時07分 休憩                ―――――――――――――                   13時00分 再開
    ○(小泉 満議長) ただいまの出席議員数は12名です。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、ただいまお手元に配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 追加日程第1、第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。  ただいま議題といたしました第25号議案は、本日の会議で、建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、休憩中に委員会での審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  本案の審査経過、結果について、委員長報告を求めます。  波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長。          (波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を行います。  本日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正についての審査のため、本日、第1委員会室におきまして、町長、副町長教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。  同議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答慎重審査の結果、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、第25号議案につきましては、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を終わります。 ○(小泉 満議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、第25号議案について、討論、採決を行います。  第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           (挙手する者あり) ○(小泉 満議長) 挙手全員です。  したがって、第25号議案 大山崎地域包括支援センター職員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 追加日程第2、第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  ただいま議題といたしました第26議案は、本日の会議で、予算決算常任委員会に付託をしたものでありますが、配付いたしておりますとおり、休憩中に委員会での審査を終わり、委員長から議長宛て審査報告書が提出されております。  本案の審査経過、結果について、委員長報告を求めます。  前川 光予算決算常任委員長。              (前川 光予算決算常任委員長登壇) ○(前川 光予算決算常任委員長) それでは、予算決算常任委員会委員長報告を行います。  本日の本会議におきまして、当委員会に付託されました第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)の審査のため、本日、第1委員会室におきまして、町長、副町長教育長及び担当職員の出席を得て委員会を開催いたしました。  同議案について、理事者から詳細な説明を求め、質疑応答慎重審査の結果、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり、第26号議案については、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算決算常任委員会委員長報告を終わります。 ○(小泉 満議長) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、第26議案について、討論、採決を行います。  第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           (挙手する者あり) ○(小泉 満議長) 挙手全員です。  したがって、第26号議案 平成29年度大山崎一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり可決されました。           (「議長、9番」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 第二大山崎小学校プール等撤去工事追加工事について、町が町民への説明責任を果たすことを求める決議案を提出したいと思いますので、休憩の動議を提出いたします。           (「賛成」と言う者あり) ○(小泉 満議長) ただいま9番 渋谷 進議員から休憩の動議が提出されました。  この動議は賛成者がありますので、成立いたしました。  この際、暫時休憩いたします。                   13時07分 休憩                ―――――――――――――                   13時25分 再開 ○(小泉 満議長) ただいまの出席議員数は12名です。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま9番 渋谷 進議員ほか2名から、決議案第1号 第二大山崎小学校プール等撤去工事追加工事について、町が町民への説明責任を果たすことを求める決議案が提出されました。  お諮りいたします。  この際、ただいまお手元に配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程追加し、日程の順序を変更して、直ちに議題にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま配付いたしました追加議事日程のとおり、これを日程追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 追加日程第3、決議案第1号 第二大山崎小学校プール等撤去工事追加工事について、町が町民への説明責任を果たすことを求める決議案議題といたします。  本案について、提出者提出理由説明を求めます。  9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 決議案内容は、お手元で見ていただくとおりでございます。先ほどの午前中の建設上下水道文教厚生常任委員会で、近隣住民皆さんには、説明会等も検討するといった旨の答弁がありましたが、この決議案内容を見ていただくとおり、税金の使い方という点で、町民に広く説明をする責任があるだろうと考えますので、決議案を提案いたしました。  ぜひとも御可決いただきますように、よろしくお願いいたします。 ○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。  5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) 本決議案に対して、提出者に質問申し上げます。  まず、決議案の中に書かれています工事の事業費について、予算審議の際、提出者を初め、提出者の会派の皆さんは、これを無条件に賛成をされているように見受けられます。特に反対意見はなかったように思います。  また、賛成に際して、もし疑義があるのであれば、なぜその時点で、例えば決議案なり何なり意見が添えられなかったのか、この点が非常に矛盾しているのではないか。なお、住民さんに対する説明というのは、これは当然のことであり、これは一切否定するものではございません。しかしながら、なぜこのような決議案として、文書化したものをここで審議する必要性があるのか、これについては、私にとっては、まるで理解ができないことでございます。この点、御説明いただけますか。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 我々、大山崎町議会というのは、基本、町民に対する説明責任及び町民意見や声を町政に反映させるという基本的な仕事、任務がございます。先ほども建設上下水道文教厚生常任委員会で、日本共産党委員が述べましたけれども、やはり、法的に撤去義務があるということで、さきの補正予算賛成いたしましたが、それ以降、現場を視察し、さまざまな専門家等への聞き取り等、独自調査を行い、また、私どももこの案件に対するこの事業そのもの契約内容も含めて、契約の仕方も含めて、それへのさまざまな疑義が生じたところでございます。  さらに、本来であれば、会期延長されました本日の30日の会議において、当然、契約案件が出てくるとの説明でしたから、その時点で具体的なさまざまな点を明らかにしようと思っておりましたが、いかなる理由にせよ、議会に契約案件が上がってこないという事態に至っております。ということで、私どもは提案いたしまして、建設上下水道文教厚生常任委員会で、閉会中の引き続きの調査等をお願いして、それをさせていただくことになりました。議会としては、そういう対応で町民皆さんの疑問あるいは不信への対応ということを始められると思いますが、やはり一方で、町としても、町民皆さんへ、特に昨今、森友事件等で、政治への不信が高まっているもとで、町民皆さんへの説明責任を果たすことは、町にとっても必要なことだと思いますので、先ほどの建設上下水道文教厚生委員会への町側答弁を踏まえて、決議案を出させていただきました。 ○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) 御説明ありがとうございます。  先ほど、午前の建設上下水道文教厚生常任委員会、私は委員外でございますので、傍聴させていただきました。  御党の委員から、確かに説明の機会をつくることについての要望がありましたが、理事者からそれに対して否定的、あるいは、それを拒絶するような答弁があったと理解をされているのでしょうか。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) これも、先ほどの提案理由説明でお話しさせていただきましたが、先ほどの建設上下水道文教厚生常任委員会での御答弁では、近隣住民について検討するという旨の御答弁でした。この決議案は、近隣住民に限らず、町の税金の使い方で疑問が広がっているもとで、広く町民皆さん全体を対象にした町の説明責任を果たす必要があるだろうということで、それを町に求めるという中身になっております。 ○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) ありがとうございます。  町側が、住民に対して説明をすることに拒絶をする旨の発言があったか否かを問うているのですが、この点について、どのような解釈をされていますでしょうか。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 先ほどの繰り返しになりますが、建設上下水道文教厚生常任委員会の御答弁では、町側近隣住民に対しては、説明を検討するということで、それは近隣住民に対しても、説明を行っていきたいという積極的な答弁ではございませんでした。そこでまず、町側住民皆さんへの説明の仕方、説明の姿勢が前向きなものではないと考えられます。こうした答弁をさらに敷衍しますと、当然、大山崎町民全体への説明に関しては、非常に後ろ向きであると判断いたしましたので、この決議案を提案させていただいた次第でございます。 ○(小泉 満議長) 4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 端的にお伺いします。補正予算について、賛成をされました。そこで本来ですと、このような内容をつけるのであれば、附帯決議という形で対応されるのが、本来の形かなと思いますけれども、なぜこの時期にこのような決議案を出されたのか。もう一度お尋ねをしたい。
    ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) これも繰り返しになりますが、実際にどのような契約を行い、どのような工事になるかということに関しては、本日の建設上下水道文教厚生常任委員会で、契約案件が出てきて、そこで審議されるはずのものでございました。  ところが、そうした機会が得られません。ということで、やはり、先ほど申しましたように、我々町議会として、町民皆さん全体への、町の税金の使い方についての疑義が生じているという現実に、どう対応するかということが今問われていると思います。  したがいまして、町議会として、広く町民皆さんに税金の使い方について、説明責任を果たすよう求めるというのは、当然のことではないでしょうか。それは、私どもが3月23日に補正予算賛成したという事実とは、また別な事実、もともと本来の町議会の本来の任務、仕事という点に立ち返って考えれば、それはむしろ必要なことであろうと考えます。 ○(小泉 満議長) 4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) そこでちょっとお尋ねをしたいのですが、疑義が生じたということを言われていますけれども、具体的にその疑義とは何でしょうか。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) ここで、細かく疑義を一々上げることは、差し控えさせていただきますが、例えば、単純な話で、なぜ当初予算1,600万円の工事が、総額で9,200万円、1億円近くになったかということに対しては、十分な説明をしていただいているとは考えておりません。  したがいまして、我々としては、まず、議会として、建設上下水道文教厚生常任委員会で引き続き調査をしていただく。さらに、町に対して、町民への説明責任を果たすということをお願いするものであります。 ○(小泉 満議長) 4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 理解のできない説明でした。  そこで、もう一つお尋ねしておきたいと思いますけれども、単純に今、6倍近くの金額にはね上がっているということを説明されております。具体的な内容、これを御理解いただいているのでしょうか。地中埋設物が何があって、どうしてこれを処分しなきゃいけないか。そのことの御理解をされているのか。先ほどの御議論を聞いていても、どうも理解をされてないのではないかなと私のイメージはあります。実際に、そこのところの理解の度合い、これをちょっと確認しておきたい。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 私どもが要求しておりますのは、1,600万円が、総額で9,200万円になったという事実に対して、住民への税金の使い方の角度から、住民への説明が必要だということを申し上げておるので、具体的な工事内容に関しては、先ほどの建設上下水道文教厚生常任委員会でも、審議されないという状態ですから、審議されておりません。これから、建設上下水道文教厚生常任委員会契約案件として上がってくるかどうかも不明でございます。そうしたもとで、やはり、今この時点で、町議会としては、引き続き建設上下水道文教厚生常任委員会で調査をしていただく、そして、議会として、大山崎町に大きな疑問が生じている税金の使い方について説明をしていただく、これが趣旨でございます。 ○(小泉 満議長) 4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 税金の使い方ということを言われました。しかし、実際に地中埋設物があるといったときに、これをしっかりと撤去するということが、法令遵守の原点であります。  そこで、先ほどからの委員会において話を聞いていると、その法令遵守というところの御理解が非常に浅いような気がしました。実際に何でこれだけかかるのかという説明をずっと理事者側はされていたのですけれども、実際に、きちっと法令にのっとった処理をした場合は、これぐらいはかかってくるだろうという説明であったと理解するのですが、提出者は、コンプライアンスという問題に対して、一体どのように考えられているのか、法令遵守しなくてもいいよ自治体さん、そういうふうに思われているのかというイメージを受けているのですけれども、そこのところいかがですか。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 御質問いただいた同僚議員が、我々の決議案の提案に対して、どのようなイメージをお持ちになるか、それは御自由でございますが、やはりそこは、本来、議会が果たすべき役割、住民の声を代弁して議会に届けるという役割を果たす、それが根本である。そして議会でチェックする。それが根本であるという議会の本質に立ち返って考えていただいて、これまでの3月23日から本日に至る町側説明で、これが十分に果たされたとお考えになられるなら、それは結構ですけれども、我々としてはそういうふうには考えない。また住民皆さんもそう考えておられないということは事実でありますので、その事実は我々のところに多くの疑問、あるいは、お尋ねがあったということからも明らかでございます。やはり、これに対して、議会として回答、答えるべきであると考えます。  繰り返しますが、一方で議会自身としては、建設上下水道文教厚生常任委員会で、引き続き調査研究していただく。しかし同時に、町に対しても、町が行う行為ですから、町民皆さんへの説明責任を果たしていただくことをお願いする、要望する、それは当然のことではないでしょうか。 ○(小泉 満議長) 4番 北村吉史議員。 ○4番(北村吉史議員) 議員の中からこういう決議が出てきたことに対して、私は、議会制民主主義ということの御理解もできてないのではないかとイメージをしました。その一言で終わりです。  以上です。 ○(小泉 満議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  決議案第1号 第二大山崎小学校プール等撤去工事追加工事について、町が町民への説明責任を果たすことを求める決議案について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) 本決議案に反対の立場で一言意見を申し添えておきたいと思います。  まず、この決議案に書かれている内容でございますが、午前の建設上下水道文教厚生常任委員会における、議員からの要望事項、つまり、この工事内容、また工事の経緯等について、住民さんに対しての説明を求める旨の要望に対して、町側からは、明確に拒絶をする旨の発言どころか、必要に応じてやりますよという内容答弁があったかと思います。ですから、町が拒絶をされていると解釈されるそぶりは、私のほうでは一切認められておりません。  さらに、この決議案賛成者の方の御発言では、この予算に賛成したことに対して、住民の方からかなりの御批判をいただいているという発言がございました。これは解釈するに、その賛成をするという間違った判断をしてしまったことへのこれは、ある意味説明責任、つまり、賛成者側の判断ミスを埋めるための決議案と解釈せざるを得ない部分がございます。  したがいまして、そのような案には町議会として賛同するわけにいかない。このような意思で反対を申し添えておきます。 ○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。  11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 本件につきましては、町が町民への説明責任を果たすことを求める決議案ということがメーンでありますけれども、先ほどからもいろいろ討論ございましたけれども、1点、本件にかかわる経緯の中で、プール等の上のものがほぼ除去された時点で、新しい民営保育所のかかわる住民説明会、そこの地域の説明会があったのです。議員では私だけでしたけれども、傍聴で参加しました。メーンは、児童の担当者がいますけれども、基本的には、新しい保育所の建築についての話の質疑応答だったのですけれども、それはわずか2〜3割で、それよりも、あとの6〜7割が、会議が始まったしょっぱなから、おいでになった住民の方は、このたびの解体について、きちっと説明はしてもらえなかったし、ほこりも音も振動もすごかったと、クレーム一色なのです。つまりそういう対応だったのです。生の声を私聞きましたから。児童の担当者の方も困りまして、実は、担当が教育委員会でございますから、ちょっと担当違いでの一点張り、確かに解体の教育委員会の人たちは来てなかったですね。だからますます住民さん怒り出しますよね。これが実態なのですよ、あなたたちの経緯として。だから、そういうことがあるから、まさしくこの決議案については、これはもう当然のことであります。  当初一貫してこのプール側の解体がらみについて、非常に問題を指摘していましたし、最後まで指摘し続けていましたという経緯ですし、あと、そもそも、今議会はもう終わっているはずでしょう。それがいろんな経緯で変転があるものだから、わざわざ会期を延長して、最終日がきょうになっていますね。ということは、それだけ特にこの本案について、かかわる内容で非常に変遷があったと、現場も常に不確定で動いているのですよね。だから当然、一般住民さんに、この提案内容にあるように、しっかりとした説明をすべきは当たり前の話ですし、ましてや、住民さんの血税、こんなすごい血税をしっかり住民さんに町長から御説明いただくのは当然であります。また、今後、先ほども委員会ありましたけれども、これからさらに6メーターも掘るということですから、それは、隣接地たまらないですよ。また、解体しますから音も出ますし、しっかりとした地元対応をしていただくのは当然でありますから、本件については、賛成すべきは当然と、こういう考えであります。  以上です。 ○(小泉 満議長) 8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) ただいま、議題となっております決議案につきまして、賛成者になっておりますので、討論させてもらいます。  先ほどから問題になっております23日に出されました追加工事補正予算について、私どもは賛成をいたしました。提案されてすぐの判断を迫られたことや、法的に必要との町の説明に、そのときはやむを得ないと、迷いながらの賛成でありました。  しかし、その後、独自調査を進める中、多くの疑義が生じ、また、町民さんからの問い合わせに対して、その疑問を解く、納得のいく説明を私たち自身が行えず、補正予算賛成したことは、早計であったとの結論に至り、この場でその態度の撤回を表明させていただきます。いまだ不明瞭な点が多く残されており、議会人として事実を明らかにすることが義務と考え、閉会中の委員会審査を行うことを、先ほど提案させていただきました。  町は、議会とはまた別として、その予算執行について、町民に対して説明責任を果たさなくてはならないのは当然だと考えます。町民さんの疑問や批判、また不安の一例を挙げますと、次のような声が寄せられております。  なぜ1本4万5,000円のくい抜きの単価だったのが30万円にもなるのか。もともとの見積もりがずさんだったのではないのか。業者は1,600万円で工事を受けたのだから、その範囲でやるべきではないのか。町が業者の言われるがままに追加工事を認めているのでないか。一般家庭であれば、このような追加になった場合、考えられない。一旦工事をとめるべき、大切な税金を何だと思っているのだ、森友のようだ。地盤を強化するためのくいを抜いて安全性は大丈夫なのだろうか。  一部なのですけれども、これらの疑問などが出てくる背景には、考えたところ、そもそもこのプールの撤去といいますか、プールや学童保育の移転そのものが、町民合意なく、強引に進められたということを原因とする、町への不信感というのが否めません。  町民にとって、不要不急の工事に、さらに多額の税金が投入されるのかという声も聞かれます。このような不信感を拭うためにも、町民の疑問や不安にどうか真摯に向き合っていただいて、説明責任を果たしていただくことをお願いいたしまして、決議案賛成したいと思います。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  決議案第1号 第二大山崎小学校プール等撤去工事追加工事について、町が町民への説明責任を果たすことを求める決議案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           (挙手する者あり) ○(小泉 満議長) 挙手少数です。  したがって、決議案第1号 第二大山崎小学校プール等撤去工事追加工事について、町が町民への説明責任を果たすことを求める決議案については、否決されました。  元日程に戻ります。  引き続き議事を進行します。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第4、意見書案第2号 森友学園問題等真相究明を求める意見書案議題といたします。  本案について、提出者提出理由説明を求めます。  8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) 意見書の案につきましては、既にお手元に配付されているとおりでございます。  3月19日時点で提出いたしましたので、この森友学園については、その後、佐川氏の証人喚問等、いろいろと事態は進んでいるわけですけれども、依然として、国民、町民がこういった問題についての疑義というものは事実をはっきりしたいということで、事実を明らかにしてほしいという思いがあると思います。森友学園だけではないですけれども、国においてこういったさまざまな国民の疑問に答える真相究明を国会として徹底してやっていただきたいということでの意見書ですので、御賛同よろしくお願いしたいと思います。 ○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  意見書案第2号 森友学園問題等真相究明を求める意見書案について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 森友学園問題等真相究明を求める意見書案について、確かに国政レベルにおいて、安倍政権与党は自公の許されざる不祥事であり、国会レベルでも良識派の与党議員の中からの批判も噴出等々、各報道で伝えられる状況であります。そんな中、分裂民進の各会派と、共産会派が、蜜月のていで、共同歩調のようであり、しかし、当町議会では、自公民が与党として、安倍政権の流れをくむ山本町政の3年半について、その提出議案には、ほぼ100%の異議なしとして経緯、推移のていでありますが、国レベルではけんか、当町ではイエスマンの形でわけがわからない旨の、これは町民さんの声を聞くものでありますが、ともあれ、会派のぞみは、当町域に限定した地域議員、真の町民派無所属議員であることから、他会派の争いに不介入の原則から、本意見書には不介入、不参加の建前によって、賛成しない。つまり、反対とするものであります。 ○(小泉 満議長) 6番 高木 功議員。 ○6番(高木 功議員) 森友学園問題等真相究明を求める意見書案について、反対討論を行います。  公明党としては、国民の信頼を取り戻し、再発防止策をつくり上げるにはどうしたらいいかよく協議していきたいとの方針ですので、反対といたします。 ○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) 本件につきまして、反対の立場で討論申し上げます。  本件につきましては、先般もテレビで放映がありましたように、行政府で努力をされているところでございます。また、日本国憲法で定めるところの司法当局でもこの問題については、もう既に捜査等々の段階に入っていると伺っております。そのような状況で、地方議会でこのような意見書の提出の意味が、そもそもちょっと理解ができない。その旨をお伝えいたしまして、反対の意を表明したいと思います。  以上です。 ○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。  9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) この森友事件問題というのは、それこそ毎日、新聞やテレビで取り上げられる一大問題になっております。  今回、まず問題になっているのは、公文書の改ざんという問題ですけれども、単に公文書を改ざんしたという行為だけではなく、その改ざんした中身、内容が、政府の首脳、中枢にかかわるものであるということも、改ざん前の文書が出てきて明らかになっております。こうした事態というのは、例えば、よその国であれば、即内閣総辞職、あるいは、大統領追訴といった事例に発展してもおかしくない大スキャンダルというものでございます。今、国民の皆さんの政治への不信が非常に広がっているものとして、町議会としては、その町民皆さんの政治への信頼を取り戻すためにも、こうした意見書を提出することが極めて必要であると考えますので、賛成いたします。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  意見書案第2号 森友学園問題等真相究明を求める意見書案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           (挙手する者あり) ○(小泉 満議長) 挙手少数です。  したがって、意見書案第2号 森友学園問題等真相究明を求める意見書案は、否決されました。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第5、意見書案第3号 働き方改革一括法案を国会に提出しないことを求める意見書案議題といたします。  本案について、提出者提出理由説明を求めます。  9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) この件に関しましては、お手元に意見書案をお配りしております。中身を見ていただければどのようなものか御理解いただけると思います。  以上、提案理由とさせていただきます。 ○(小泉 満議長) 説明が終わりましたので、提出者に対する質疑を行います。  5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) 提出者に質問申し上げます。  本意見書案の2行目、残業代を支払わなくてもいい仕組み、あるいは長時間労働を野放しにすると、こういった解釈は、この働き方改革一括法案というのは、複数の法案の一括審議でございます。具体的に、どの法案のどの部分がこの解釈にひもづいているのか、この辺の詳細の御説明は可能でございましょうか。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) その件に関しましては、長くなりますので、必要であれば、別途御説明させていただきたいと思います。確かに、働き方改革法案に関しましては、働き方の改善につながる部分もあるという意見もございますが、トータルで見た場合、このようなことが見受けられるということで、意見書を提出させていただきました。 ○(小泉 満議長) 質疑を終結いたしまして、討論を行います。  意見書案第3号 働き方改革一括法案を国会に提出しないことを求める意見書案について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 本案につきましては、国会レベルの事案であり、そのために国会議員を選出しているわけであります。地方レベルでは、断片的な報道等による情報のみであって、詳細内容が不明の中、本意見書を判断するには、関連資料等々も希薄であり、添付されていないため、不明として賛成しないこととします。 ○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) ただいまの波多野議員とほぼ同様の見解でございます。いろいろな御見解を書かれていますが、その根拠等々が一切指し示されていない。また、先ほど提案者の方からもございました。例えば、裁量労働制については、悪い面だけではなくて、いわゆる有益な側面も数多くございます。特に、グローバル化が進展している昨今、外資系企業であったり、グローバルであれば、このような労働体制でないと適正なサービス、公平な労働環境が維持できないというのは、これはもう周知の事実でございます。  しかしながら、この法案については、この意見書に書かれている内容、リスクがあるのもこれ確かでございます。私自身は、この法案については、慎重にまだまだ討議をする必要がある、働く立場としては、非常にリスクの高い法案であることは私も同意するところでございます。しかしながら、今現在、これを町議会意見書として提出することへの妥当性というのは、私自身は、これは、妥当性は全く感じているところではございません。したがいまして、反対とさせていただきます。
    ○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。  8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) ただいま、議題となっております働き方改革一括法案を国会に提出しないことを求める意見書案に対して、賛成討論いたします。  働き方改革関連一括法案は、労働基準法や、雇用対策法など、8本の法改正を1本化したものであり、国会での短時間の審議で法案を通そうとするものであり、問題であります。また、そもそもこの関連法案につながる計画を決定した働き方改革実現会議は、安倍首相が議長を務め、8人の大臣と15名の有識者で構成されていますけれども、労働者の代表がその中でたった1人という、おおよそまともに労働者の視点に立った働き方を議論する場とは言えないものであります。  実現会議が示した計画は、日本の経済成長を図るための労働生産性の向上であり、労働者の命や健康を、権利を守るためのものではありません。その具体的な中身は、意見書案で触れられ、今般、マスコミ等でも取り上げられた裁量労働制の営業職への拡大や、高度プロフェッショナル制度以外にも、時間外労働の上限規制を、繁忙期には月100時間、複数月平均80時間まで容認し、過労死ラインの労働を合法化するものや、多様な就労形態の普及として、テレワークや請負委託など、労働法が適用されない労働者を拡大しようとするなど、多くの問題を含んでいます。したがって、働き方改革一括法案は、一旦廃案にするべきと考えます。  国会では、野党6党が一致して、法案提出を断念するよう政府に要請しており、世論を受けたこの共同の動きを地方議会からも後押しをするためにも、意見書提案は、大きな意味を持つと思います。  また、日本共産党は、時間外労働の上限を週15時間、月45時間、年360時間とし、この規制に穴を開ける特例を一切設けないことや、勤務と勤務の間に最低11時間の連続休息時間を確保するインターバル規制の導入、違法なサービス残業取り締まり、摘発されたら残業代を2倍にして支払わせる罰則規定を設けたり、違法行為で摘発された企業名を公表することなどで、違法行為を根絶させるなど、長時間労働を解消して、過労死を根絶するための政策提言を行っていることも加えて、この場で述べさせていただいて、賛成討論といたします。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  意見書案第3号 働き方改革一括法案を国会に提出しないことを求める意見書案について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。           (挙手する者あり) ○(小泉 満議長) 挙手少数です。  したがって、意見書案第3号 働き方改革一括法案を国会に提出しないことを求める意見書案は、否決されました。 ○(小泉 満議長) 以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。  ここで、杉山副町長から発言の申し出がありますので、この際、これを許します。  杉山副町長。 ○(杉山英樹副町長) お疲れのところ恐縮でございますが、議長のお許しをいただきましたので、お時間をいただきまして、この3月31日をもちまして派遣期間が終了いたします幹部職員、定年により退職いたします幹部職員の御報告をさせていただきます。  環境事業部の荒賀理事でございます。 ○(荒賀正明環境事業部理事) 失礼いたします。  議員の皆様には、2年間、御指導、御鞭撻をいただきましてありがとうございました。振り返りますと、一昨年の6月2日に本議場におきまして、皆様に御挨拶いたしましてから、議会のみならず、日々の業務につきましても、温かく接していただきまして、大山崎町が第二のふるさとになったように感じております。4月からは、京都府に戻ることになりますが、住民の代表である議員の皆様の声を、直接お聞きする貴重な経験を胸に刻みまして、微力ではございますが、大山崎町の発展にお力添えしたいと思っております。  最後になりますが、大山崎町のますますの発展と皆様の御多幸をお祈り申し上げまして、お礼の御挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○(杉山英樹副町長) それと、皿谷会計管理者でございます。 ○(皿谷吉彦会計管理者) 議員の皆様には、この間、御指導、御鞭撻をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。4月からも引き続きお世話になりますので、よろしくお願いいたします。 ○(杉山英樹副町長) 以上でございます。ありがとうございました。 ○(小泉 満議長) 両名の方、お疲れさまでございました。  これからも、大山崎町の発展のため、お力添えをいただきますようお願いいたします。        ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成30年大山崎町議会第1回定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。               14時11分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  小 泉   満      会議録署名議員   辻   真理子      会議録署名議員   朝 子 直 美...