○(
小泉 満
議長) 9番
渋谷 進議員。
○9番(
渋谷 進議員) これも繰り返しになりますが、実際にどのような契約を行い、どのような工事になるかということに関しては、本日の
建設上下水道文教厚生常任委員会で、
契約案件が出てきて、そこで審議されるはずのものでございました。
ところが、そうした機会が得られません。ということで、やはり、先ほど申しましたように、我々
町議会として、
町民の
皆さん全体への、町の税金の
使い方についての疑義が生じているという現実に、どう対応するかということが今問われていると思います。
したがいまして、
町議会として、広く
町民の
皆さんに税金の
使い方について、
説明責任を果たすよう求めるというのは、当然のことではないでしょうか。それは、私どもが3月23日に
補正予算に
賛成したという事実とは、また別な事実、もともと本来の
町議会の本来の任務、仕事という点に立ち返って考えれば、それはむしろ必要なことであろうと考えます。
○(
小泉 満
議長) 4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) そこでちょっとお尋ねをしたいのですが、疑義が生じたということを言われていますけれども、具体的にその疑義とは何でしょうか。
○(
小泉 満
議長) 9番
渋谷 進議員。
○9番(
渋谷 進議員) ここで、細かく疑義を一々上げることは、差し控えさせていただきますが、例えば、単純な話で、なぜ当初予算1,600万円の工事が、総額で9,200万円、1億円近くになったかということに対しては、十分な
説明をしていただいているとは考えておりません。
したがいまして、我々としては、まず、議会として、
建設上下水道文教厚生常任委員会で引き続き調査をしていただく。さらに、町に対して、
町民への
説明責任を果たすということをお願いするものであります。
○(
小泉 満
議長) 4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 理解のできない
説明でした。
そこで、もう一つお尋ねしておきたいと思いますけれども、単純に今、6倍近くの金額にはね上がっているということを
説明されております。具体的な
内容、これを御理解いただいているのでしょうか。地中埋設物が何があって、どうしてこれを処分しなきゃいけないか。そのことの御理解をされているのか。先ほどの御議論を聞いていても、どうも理解をされてないのではないかなと私のイメージはあります。実際に、そこのところの理解の度合い、これをちょっと確認しておきたい。
○(
小泉 満
議長) 9番
渋谷 進議員。
○9番(
渋谷 進議員) 私どもが要求しておりますのは、1,600万円が、総額で9,200万円になったという事実に対して、
住民への税金の
使い方の角度から、
住民への
説明が必要だということを申し上げておるので、具体的な工事
内容に関しては、先ほどの
建設上下水道文教厚生常任委員会でも、審議されないという状態ですから、審議されておりません。これから、
建設上下水道文教厚生常任委員会に
契約案件として上がってくるかどうかも不明でございます。そうしたもとで、やはり、今この時点で、
町議会としては、引き続き
建設上下水道文教厚生常任委員会で調査をしていただく、そして、議会として、
大山崎町に大きな疑問が生じている税金の
使い方について
説明をしていただく、これが趣旨でございます。
○(
小泉 満
議長) 4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員) 税金の
使い方ということを言われました。しかし、実際に地中埋設物があるといったときに、これをしっかりと撤去するということが、法令遵守の原点であります。
そこで、先ほどからの
委員会において話を聞いていると、その法令遵守というところの御理解が非常に浅いような気がしました。実際に何でこれだけかかるのかという
説明をずっと
理事者側はされていたのですけれども、実際に、きちっと法令にのっとった処理をした場合は、これぐらいはかかってくるだろうという
説明であったと理解するのですが、
提出者は、コンプライアンスという問題に対して、一体どのように考えられているのか、法令遵守しなくてもいいよ自治体さん、そういうふうに思われているのかというイメージを受けているのですけれども、そこのところいかがですか。
○(
小泉 満
議長) 9番
渋谷 進議員。
○9番(
渋谷 進議員) 御質問いただいた同僚
議員が、我々の
決議案の提案に対して、どのようなイメージをお持ちになるか、それは御自由でございますが、やはりそこは、本来、議会が果たすべき役割、
住民の声を代弁して議会に届けるという役割を果たす、それが根本である。そして議会でチェックする。それが根本であるという議会の本質に立ち返って考えていただいて、これまでの3月23日から本日に至る
町側の
説明で、これが十分に果たされたとお考えになられるなら、それは結構ですけれども、我々としてはそういうふうには考えない。また
住民の
皆さんもそう考えておられないということは事実でありますので、その事実は我々のところに多くの疑問、あるいは、お尋ねがあったということからも明らかでございます。やはり、これに対して、議会として回答、答えるべきであると考えます。
繰り返しますが、一方で議会自身としては、
建設上下水道文教厚生常任委員会で、引き続き調査研究していただく。しかし同時に、町に対しても、町が行う行為ですから、
町民の
皆さんへの
説明責任を果たしていただくことをお願いする、要望する、それは当然のことではないでしょうか。
○(
小泉 満
議長) 4番
北村吉史議員。
○4番(
北村吉史議員)
議員の中からこういう決議が出てきたことに対して、私は、議会制民主主義ということの御理解もできてないのではないかとイメージをしました。その一言で終わりです。
以上です。
○(
小泉 満
議長)
質疑を終結いたしまして、討論を行います。
決議案第1号 第二大
山崎小学校プール等の
撤去工事の
追加工事について、町が
町民への
説明責任を果たすことを求める
決議案について、討論を行います。
まず、
反対者の発言を許します。
5番 岸
孝雄議員。
○5番(岸
孝雄議員) 本
決議案に反対の立場で一言
意見を申し添えておきたいと思います。
まず、この
決議案に書かれている
内容でございますが、午前の
建設上下水道文教厚生常任委員会における、
議員からの要望事項、つまり、この工事
内容、また工事の経緯等について、
住民さんに対しての
説明を求める旨の要望に対して、
町側からは、明確に拒絶をする旨の発言どころか、必要に応じてやりますよという
内容の
答弁があったかと思います。ですから、町が拒絶をされていると解釈されるそぶりは、私のほうでは一切認められておりません。
さらに、この
決議案の
賛成者の方の御発言では、この予算に
賛成したことに対して、
住民の方からかなりの御批判をいただいているという発言がございました。これは解釈するに、その
賛成をするという間違った判断をしてしまったことへのこれは、ある意味
説明責任、つまり、
賛成者側の判断ミスを埋めるための
決議案と解釈せざるを得ない部分がございます。
したがいまして、そのような案には
町議会として賛同するわけにいかない。このような意思で反対を申し添えておきます。
○(
小泉 満
議長) 次に、
賛成者の発言を許します。
11番
波多野庇砂議員。
○11番(
波多野庇砂議員) 本件につきましては、町が
町民への
説明責任を果たすことを求める
決議案ということがメーンでありますけれども、先ほどからもいろいろ討論ございましたけれども、1点、本件にかかわる経緯の中で、プール等の上のものがほぼ除去された時点で、新しい民営保育所のかかわる
住民説明会、そこの地域の
説明会があったのです。
議員では私だけでしたけれども、傍聴で参加しました。メーンは、児童の担当者がいますけれども、基本的には、新しい保育所の建築についての話の
質疑応答だったのですけれども、それはわずか2〜3割で、それよりも、あとの6〜7割が、
会議が始まったしょっぱなから、おいでになった
住民の方は、このたびの解体について、きちっと
説明はしてもらえなかったし、ほこりも音も振動もすごかったと、クレーム一色なのです。つまりそういう対応だったのです。生の声を私聞きましたから。児童の担当者の方も困りまして、実は、担当が教育
委員会でございますから、ちょっと担当違いでの一点張り、確かに解体の教育
委員会の人たちは来てなかったですね。だからますます
住民さん怒り出しますよね。これが実態なのですよ、あなたたちの経緯として。だから、そういうことがあるから、まさしくこの
決議案については、これはもう当然のことであります。
当初一貫してこのプール側の解体がらみについて、非常に問題を指摘していましたし、最後まで指摘し続けていましたという経緯ですし、あと、そもそも、今議会はもう終わっているはずでしょう。それがいろんな経緯で変転があるものだから、わざわざ会期を延長して、最終日がきょうになっていますね。ということは、それだけ特にこの本案について、かかわる
内容で非常に変遷があったと、現場も常に不確定で動いているのですよね。だから当然、一般
住民さんに、この提案
内容にあるように、しっかりとした
説明をすべきは当たり前の話ですし、ましてや、
住民さんの血税、こんなすごい血税をしっかり
住民さんに
町長から御
説明いただくのは当然であります。また、今後、先ほども
委員会ありましたけれども、これからさらに6メーターも掘るということですから、それは、隣接地たまらないですよ。また、解体しますから音も出ますし、しっかりとした地元対応をしていただくのは当然でありますから、本件については、
賛成すべきは当然と、こういう考えであります。
以上です。
○(
小泉 満
議長) 8番
朝子直美議員。
○8番(
朝子直美議員) ただいま、
議題となっております
決議案につきまして、
賛成者になっておりますので、討論させてもらいます。
先ほどから問題になっております23日に出されました
追加工事の
補正予算について、私どもは
賛成をいたしました。提案されてすぐの判断を迫られたことや、法的に必要との町の
説明に、そのときはやむを得ないと、迷いながらの
賛成でありました。
しかし、その後、
独自調査を進める中、多くの疑義が生じ、また、
町民さんからの問い合わせに対して、その疑問を解く、納得のいく
説明を私たち自身が行えず、
補正予算に
賛成したことは、早計であったとの結論に至り、この場でその態度の撤回を表明させていただきます。いまだ不明瞭な点が多く残されており、議会人として事実を明らかにすることが義務と考え、閉会中の
委員会審査を行うことを、先ほど提案させていただきました。
町は、議会とはまた別として、その予算執行について、
町民に対して
説明責任を果たさなくてはならないのは当然だと考えます。
町民さんの疑問や批判、また不安の一例を挙げますと、次のような声が寄せられております。
なぜ1本4万5,000円のくい抜きの単価だったのが30万円にもなるのか。もともとの見積もりがずさんだったのではないのか。業者は1,600万円で工事を受けたのだから、その範囲でやるべきではないのか。町が業者の言われるがままに
追加工事を認めているのでないか。一般家庭であれば、このような
追加になった場合、考えられない。一旦工事をとめるべき、大切な税金を何だと思っているのだ、森友のようだ。地盤を強化するためのくいを抜いて安全性は大丈夫なのだろうか。
一部なのですけれども、これらの疑問などが出てくる背景には、考えたところ、そもそもこのプールの撤去といいますか、プールや学童保育の移転そのものが、
町民合意なく、強引に進められたということを原因とする、町への不信感というのが否めません。
町民にとって、不要不急の工事に、さらに多額の税金が投入されるのかという声も聞かれます。このような不信感を拭うためにも、
町民の疑問や不安にどうか真摯に向き合っていただいて、
説明責任を果たしていただくことをお願いいたしまして、
決議案に
賛成したいと思います。
○(
小泉 満
議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
決議案第1号 第二大
山崎小学校プール等の
撤去工事の
追加工事について、町が
町民への
説明責任を果たすことを求める
決議案について、原案のとおり可決することに
賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(
小泉 満
議長) 挙手少数です。
したがって、
決議案第1号 第二大
山崎小学校プール等の
撤去工事の
追加工事について、町が
町民への
説明責任を果たすことを求める
決議案については、否決されました。
元
日程に戻ります。
引き続き
議事を進行します。
──
――――――――――――――――――――――――――
○(
小泉 満
議長)
日程第4、
意見書案第2号
森友学園問題等の
真相究明を求める
意見書案を
議題といたします。
本案について、
提出者に
提出理由の
説明を求めます。
8番
朝子直美議員。
○8番(
朝子直美議員)
意見書の案につきましては、既にお手元に配付されているとおりでございます。
3月19日時点で提出いたしましたので、この森友学園については、その後、佐川氏の証人喚問等、いろいろと事態は進んでいるわけですけれども、依然として、国民、
町民がこういった問題についての疑義というものは事実をはっきりしたいということで、事実を明らかにしてほしいという思いがあると思います。森友学園だけではないですけれども、国においてこういったさまざまな国民の疑問に答える
真相究明を国会として徹底してやっていただきたいということでの
意見書ですので、御賛同よろしくお願いしたいと思います。
○(
小泉 満
議長)
説明が終わりましたので、
提出者に対する
質疑を行います。
(「
なし」と言う者あり)
○(
小泉 満
議長)
質疑を終結いたしまして、討論を行います。
意見書案第2号
森友学園問題等の
真相究明を求める
意見書案について、討論を行います。
まず、
反対者の発言を許します。
11番
波多野庇砂議員。
○11番(
波多野庇砂議員)
森友学園問題等の
真相究明を求める
意見書案について、確かに国政レベルにおいて、安倍政権与党は自公の許されざる不祥事であり、国会レベルでも良識派の与党
議員の中からの批判も噴出等々、各報道で伝えられる状況であります。そんな中、分裂民進の各会派と、共産会派が、蜜月のていで、共同歩調のようであり、しかし、当
町議会では、自公民が与党として、安倍政権の流れをくむ山本町政の3年半について、その提出
議案には、ほぼ100%の
異議なしとして経緯、推移のていでありますが、国レベルではけんか、当町ではイエスマンの形でわけがわからない旨の、これは
町民さんの声を聞くものでありますが、ともあれ、会派のぞみは、当町域に限定した地域
議員、真の
町民派無所属
議員であることから、他会派の争いに不介入の原則から、本
意見書には不介入、不参加の建前によって、
賛成しない。つまり、反対とするものであります。
○(
小泉 満
議長) 6番 高木 功
議員。
○6番(高木 功
議員)
森友学園問題等の
真相究明を求める
意見書案について、反対討論を行います。
公明党としては、国民の信頼を取り戻し、再発防止策をつくり上げるにはどうしたらいいかよく協議していきたいとの方針ですので、反対といたします。
○(
小泉 満
議長) 5番 岸
孝雄議員。
○5番(岸
孝雄議員) 本件につきまして、反対の立場で討論申し上げます。
本件につきましては、先般もテレビで放映がありましたように、行政府で努力をされているところでございます。また、日本国憲法で定めるところの司法当局でもこの問題については、もう既に捜査等々の段階に入っていると伺っております。そのような状況で、地方議会でこのような
意見書の提出の意味が、そもそもちょっと理解ができない。その旨をお伝えいたしまして、反対の意を表明したいと思います。
以上です。
○(
小泉 満
議長) 次に、
賛成者の発言を許します。
9番
渋谷 進議員。
○9番(
渋谷 進議員) この森友事件問題というのは、それこそ毎日、新聞やテレビで取り上げられる一大問題になっております。
今回、まず問題になっているのは、公文書の改ざんという問題ですけれども、単に公文書を改ざんしたという行為だけではなく、その改ざんした中身、
内容が、政府の首脳、中枢にかかわるものであるということも、改ざん前の文書が出てきて明らかになっております。こうした事態というのは、例えば、よその国であれば、即内閣総辞職、あるいは、大統領追訴といった事例に発展してもおかしくない大スキャンダルというものでございます。今、国民の
皆さんの政治への不信が非常に広がっているものとして、
町議会としては、その
町民の
皆さんの政治への信頼を取り戻すためにも、こうした
意見書を提出することが極めて必要であると考えますので、
賛成いたします。
○(
小泉 満
議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
意見書案第2号
森友学園問題等の
真相究明を求める
意見書案について、原案のとおり可決することに
賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(
小泉 満
議長) 挙手少数です。
したがって、
意見書案第2号
森友学園問題等の
真相究明を求める
意見書案は、否決されました。
──
――――――――――――――――――――――――――
○(
小泉 満
議長)
日程第5、
意見書案第3号 働き方
改革一括法案を国会に提出しないことを求める
意見書案を
議題といたします。
本案について、
提出者に
提出理由の
説明を求めます。
9番
渋谷 進議員。
○9番(
渋谷 進議員) この件に関しましては、お手元に
意見書案をお配りしております。中身を見ていただければどのようなものか御理解いただけると思います。
以上、
提案理由とさせていただきます。
○(
小泉 満
議長)
説明が終わりましたので、
提出者に対する
質疑を行います。
5番 岸
孝雄議員。
○5番(岸
孝雄議員)
提出者に質問申し上げます。
本
意見書案の2行目、残業代を支払わなくてもいい仕組み、あるいは長時間労働を野放しにすると、こういった解釈は、この働き方
改革一括法案というのは、複数の法案の一括審議でございます。具体的に、どの法案のどの部分がこの解釈にひもづいているのか、この辺の詳細の御
説明は可能でございましょうか。
○(
小泉 満
議長) 9番
渋谷 進議員。
○9番(
渋谷 進議員) その件に関しましては、長くなりますので、必要であれば、別途御
説明させていただきたいと思います。確かに、働き方改革法案に関しましては、働き方の改善につながる部分もあるという
意見もございますが、トータルで見た場合、このようなことが見受けられるということで、
意見書を提出させていただきました。
○(
小泉 満
議長)
質疑を終結いたしまして、討論を行います。
意見書案第3号 働き方
改革一括法案を国会に提出しないことを求める
意見書案について、討論を行います。
まず、
反対者の発言を許します。
11番
波多野庇砂議員。
○11番(
波多野庇砂議員) 本案につきましては、国会レベルの事案であり、そのために国会
議員を選出しているわけであります。地方レベルでは、断片的な報道等による情報のみであって、詳細
内容が不明の中、本
意見書を判断するには、関連資料等々も希薄であり、添付されていないため、不明として
賛成しないこととします。
○(
小泉 満
議長) 5番 岸
孝雄議員。
○5番(岸
孝雄議員) ただいまの波多野
議員とほぼ同様の見解でございます。いろいろな御見解を書かれていますが、その根拠等々が一切指し示されていない。また、先ほど提案者の方からもございました。例えば、裁量労働制については、悪い面だけではなくて、いわゆる有益な側面も数多くございます。特に、グローバル化が進展している昨今、外資系企業であったり、グローバルであれば、このような労働体制でないと適正なサービス、公平な労働環境が維持できないというのは、これはもう周知の事実でございます。
しかしながら、この法案については、この
意見書に書かれている
内容、リスクがあるのもこれ確かでございます。私自身は、この法案については、慎重にまだまだ討議をする必要がある、働く立場としては、非常にリスクの高い法案であることは私も同意するところでございます。しかしながら、今現在、これを
町議会で
意見書として提出することへの妥当性というのは、私自身は、これは、妥当性は全く感じているところではございません。したがいまして、反対とさせていただきます。
○(
小泉 満
議長) 次に、
賛成者の発言を許します。
8番
朝子直美議員。
○8番(
朝子直美議員) ただいま、
議題となっております働き方
改革一括法案を国会に提出しないことを求める
意見書案に対して、
賛成討論いたします。
働き方改革関連一括法案は、労働
基準法や、雇用対策法など、8本の法
改正を1本化したものであり、国会での短時間の審議で法案を通そうとするものであり、問題であります。また、そもそもこの関連法案につながる計画を決定した働き方改革実現
会議は、安倍首相が
議長を務め、8人の大臣と15名の有識者で構成されていますけれども、労働者の代表がその中でたった1人という、おおよそまともに労働者の視点に立った働き方を議論する場とは言えないものであります。
実現
会議が示した計画は、日本の経済成長を図るための労働生産性の向上であり、労働者の命や健康を、権利を守るためのものではありません。その具体的な中身は、
意見書案で触れられ、今般、マスコミ等でも取り上げられた裁量労働制の営業職への拡大や、高度プロフェッショナル制度以外にも、時間外労働の上限規制を、繁忙期には月100時間、複数月平均80時間まで容認し、過労死ラインの労働を合法化するものや、多様な就労形態の普及として、テレワークや請負委託など、労働法が適用されない労働者を拡大しようとするなど、多くの問題を含んでいます。したがって、働き方
改革一括法案は、一旦廃案にするべきと考えます。
国会では、野党6党が一致して、法案提出を断念するよう政府に要請しており、世論を受けたこの共同の動きを地方議会からも後押しをするためにも、
意見書提案は、大きな意味を持つと思います。
また、
日本共産党は、時間外労働の上限を週15時間、月45時間、年360時間とし、この規制に穴を開ける特例を一切設けないことや、勤務と勤務の間に最低11時間の連続休息時間を確保するインターバル規制の導入、違法なサービス残業取り締まり、摘発されたら残業代を2倍にして支払わせる罰則規定を設けたり、違法行為で摘発された企業名を公表することなどで、違法行為を根絶させるなど、長時間労働を解消して、過労死を根絶するための政策提言を行っていることも加えて、この場で述べさせていただいて、
賛成討論といたします。
○(
小泉 満
議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。
意見書案第3号 働き方
改革一括法案を国会に提出しないことを求める
意見書案について、原案のとおり可決することに
賛成の方は挙手願います。
(挙手する者あり)
○(
小泉 満
議長) 挙手少数です。
したがって、
意見書案第3号 働き方
改革一括法案を国会に提出しないことを求める
意見書案は、否決されました。
○(
小泉 満
議長) 以上で、本日の
日程は、全て終了いたしました。
ここで、杉山副
町長から発言の申し出がありますので、この際、これを許します。
杉山副
町長。
○(杉山英樹副
町長) お疲れのところ恐縮でございますが、
議長のお許しをいただきましたので、お時間をいただきまして、この3月31日をもちまして派遣期間が終了いたします幹部
職員、定年により退職いたします幹部
職員の御
報告をさせていただきます。
環境事業部の荒賀理事でございます。
○(荒賀正明
環境事業部理事) 失礼いたします。
議員の皆様には、2年間、御指導、御鞭撻をいただきましてありがとうございました。振り返りますと、一昨年の6月2日に本議場におきまして、皆様に御挨拶いたしましてから、議会のみならず、日々の業務につきましても、温かく接していただきまして、
大山崎町が第二のふるさとになったように感じております。4月からは、京都府に戻ることになりますが、
住民の代表である
議員の皆様の声を、直接お聞きする貴重な経験を胸に刻みまして、微力ではございますが、
大山崎町の発展にお力添えしたいと思っております。
最後になりますが、
大山崎町のますますの発展と皆様の御多幸をお祈り申し上げまして、お礼の御挨拶といたします。どうもありがとうございました。
○(杉山英樹副
町長) それと、皿谷
会計管理者でございます。
○(皿谷吉彦
会計管理者)
議員の皆様には、この間、御指導、御鞭撻をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。4月からも引き続きお世話になりますので、よろしくお願いいたします。
○(杉山英樹副
町長) 以上でございます。ありがとうございました。
○(
小泉 満
議長) 両名の方、お疲れさまでございました。
これからも、
大山崎町の発展のため、お力添えをいただきますようお願いいたします。
──
――――――――――――――――――――――――――
○(
小泉 満
議長) これをもって本日の
会議を閉じ、
平成30年
大山崎町議会第1回
定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
14時11分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
大山崎町議会議長 小 泉 満
会議録署名議員 辻
真理子
会議録署名議員 朝 子 直 美...